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美女と天生、乗鞍へ行く────────────────────────────────
2003.09
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天生峠
MAP
富山県富山市から石川県小松市を結ぶR360(※)の、ちょうど中心付近に位置する標高1290mの峠。 天生は「あもう」と読む。

峠周辺は1〜1.5車線がほとんどで、カーブも前方確認は困難。冬には冬季閉鎖となる。

※岐阜県白川村から石川県尾口村までは不通区間だが、
 代わりに「白山スーパー林道(有料)」が通っている。
恒例と非恒例
9月。いかんせん残暑が厳しくまだまだ過ごし易いとはいえない日々が続いたりしながらも、徐々に秋の気配を感じることができます。とはいえ、今年(2003年)は冷夏で8月でも肌寒い日があり「海の家」が経営の危機に陥るなど、もう聞きなれすぎてしまった「異常気象」という言葉が正に当てはまる気候。むしろ9月に入ってからの方が暑かったりしています。

毎年この時期に恒例なのが、大学時代の某サークルの集まりです。ここ数年ずっと、長野県木曽福島町の某所であつまるこのイベント、今のところは毎年参加しております。
この木曽福島までのルートでよく通るのが、今回取り上げる「天生峠」です。高山方面へと抜ける「気分的には」最短路なんです(^^;

そして、時期に限らず恒例・・・じゃなくてお馴染み(?)なのが高校時代関係者(数人)からの突発的な召集命令(爆)。これが、今回の上記予定日と重なるようにやってきました。
週末ノ丹生川村ノ天気ニ注意セヨ。」(原文そのまま)
等という意味深メールが来たので嫌な予感がしてたら、案の定、「乗鞍 ご来光ツアー」のお誘いが着たのでした(^^;
さらに、私が予定的に厳しいこと言うと、
木曽福島にいるなら来れるだろ
と言う始末。「来れるだろ」ってあなた、どう考えても2時間程はかかりますよ・・・。そりゃ、名古屋や金沢から行くのよりは近いかもしれませんけどねぇ。まぁ、いつものやりとりなんですけどね(^^;

そんなやりとりをしつつ、結局、私も参加してしまうんですねぇ。アホですな。
規制
R156からの分岐地点
さて、天生峠なんですが、HP「峠と旅」の掲示板に時間通行止めの情報がありました。それによれば、8:00〜12:00 / 13:00〜17:00 の間が通行止めとのこと。今回は、ここをProject駄目のネタにしたかったのと、木曽福島に早く着くことは問題がないことから、早朝に出発し、規制が始まる8:00までに峠をパスすることにしました。

6:00頃に自宅を出発。金沢市内からR304に入り、その後、富山県福光町から時間短縮のため岐阜県白川村まで東海北陸道に乗ります。この福光ICから白川郷ICの区間、31.5km 950円なのですが個人的にはコストパフォーマンスは高いと考えています。国道をひた走る場合だと、走りやすい道とは言え、五箇山越えなんかはなかなか大変です。これが東海北陸道だと五箇山を2本のトンネル(合わせて9km程)でぶち抜き、交通量も少ないのでかなりラクに快走することができるのです。

そんな調子で白川郷に到着。天生峠へと向かうR360はここでR156から分岐します。
突入
白川側ゲート
R156からR360に入ってすぐのあたりは周辺に合掌造りの家が建っていたりと、なかなか趣のある道。時間に余裕があるのであれば、白川郷の観光として付近を散策してみるのもいいかもしれません。
なお、この時点で道幅は既に1.5車線ほど。昼間だと観光客が歩いていたりもするので注意が必要です。

しばらく走ると、白川側のゲートが現れます。ゲート脇には工事規制について書かれた看板が立てられていました。
天生中滝

ゲートを越えてしばらく走ると、滝が見えてきます。
側の案内板によれば「天生中滝」と言うらしく、付近には他にもいくつか滝があるとのこと。ただ、車で気楽に間近で見ることができるのはこの滝だけだと思います。

地図で見るとよく分かりますが、峠前後の区間(河合村−白川村)は激しく蛇行し急激に高度を稼いでいきます。途中、白山連峰を見渡せる場所があり、天気のよい日はここから雄大な景色を眺めることができます。以前、そこからは眼下に雲海が広がっているというなんとも神秘的な光景を見れたことがあります(「ProjectX Gallery」にその時の写真を展示しています)。
現場
工事現場
峠に向かう途中、非常に狭くそして曲がりくねった区間があります。この区間でよく工事をしていることがあるので、今回の工事もそこだろうと思っていたのですが、予想は外れ、もう少し峠よりに行った所に工事現場がありました。
とりあえず、工事が始まる前に通過することができて一安心。
高野聖縁の峠
峠のトイレ
道が緩やかになってきたなと思ったら、峠に到着します。
周辺は開けていて、道路わきは広場状になっており、赤い三角屋根の小屋(トイレ)があるのが目立ちます。
ここから付近の天生湿原への散策等に行けるようで、日によっては車が何台も駐車されていたりします。
峠
天生峠は、金沢出身の小説家・泉鏡花の「高野聖」のなかで描かれているようで、峠には「高野聖縁の地 天生峠」と書かれた柱が立っています。

また、近くには付近の観光案内図があり、その脇には「車上ねらい注意」と書かれた看板が立っていました。こんな人里はなれた物静かな場所にも犯罪の影。世間の喧騒から離れてきたつもりなのに、急に現実に引き戻される。そんな感じがしてしまいます。
ブレーキ&ターン
かなりきついカーブ
峠から河合側は、きついUターンカーブがいくつもあります。対向車の確認は当然ながら困難ですし、整備された道によくあるようにカーブ部が広くなっているわけでもありませんので、とにかく注意して進んでいくしかありません。
下る分にはブレーキに注意を払えばよいのですが、逆に上る場合は坂が急なので、カーブの直前や途中で停止なんかすると車によっては苦労することになります。坂道発進に不慣れなマニュアル車なんかは相当辛いでしょうね。

この道は、道の走りにくさの割には交通量が多いので、いろいろと気を使います。
断崖路
白川側とは違い、深い谷を見下ろすような場所も何箇所か現れます。
道そのものは白川側ほど狭い場所も少なく、対向車さえ注意すれば走行にはそれほど問題はありません。

右の写真の場所から見下ろすと、これから走る道が見えます。
河合側ゲート
ひたすら下り続けると、河合側のゲートが現れます。
ここからもまだしばらくは道は狭いまま。民家等が現れ始めてから少しすると、二車線道となり快走できるようになります。

河合村からは、県道を抜けて清見方面を抜けることができます。この道は、現在、飛騨清見−白川郷間で建設中の東海北陸道の現場を見ることできたりするのですが、事前に調べた限りでは、どうもこの工事のためか通行止めらしいので今回は通らないことにしました。あ、当然ながらこの道も狭いです。おまけに先の事情で大型車が走ります。下小鳥ダムサイドなんかは景色がなかなかよかったりするんですけどね。

また、R471 楢峠へと抜けることもできるのですが、どうもここ数年ここは通行不能になっているようで、案内標識からも表示が消されてしまっています。他のHPでのレポートを見ると、災害で道がかなり破壊されてしまっているようです。
一路高山へ
高山市を経由して木曽福島町に向かう予定なので、ひたすら高山方面へと向かいます。
河合村からR471(楢峠の逆方面)へ入りR41へと出ます。あとはひたすら南下するだけです。

高山市は飛騨の中心都市。そして一大観光地。
この日も、名物である朝市が開かれている時間帯だったこともあってか、とても賑やかでした。

R158で高山市の中心部を抜けた辺りから、今度はR361へと入ります。
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